MENU

SIer勤務のSEが日商簿記1級を目指した理由

こんにちは、SIer勤務のごりらSEです。

SIer勤務のSEが日商簿記1級を目指した理由を振り返りたいと思います。

本記事は以下のような目的で記載しています。

・日商簿記1級への挑戦を悩んでいる方の背中を押すこと

・受験生のモチベーションアップに貢献すること

わたしの身の回りには受験生がおらず不安でした。そんな方の助けになれば幸いです。

目次

スケジュール

わたしの学習スケジュールは以下の通りでした。

  • 2022/05 日商簿記2級合格 91点
  • 2022/06 TAC1級合格本科生1年コース入会
  • 2023/06 164回受験 51点不合格
  • 2023/07~2023/12 勉強休み、体調回復に専念
  • 2024/01 勉強再開 プロ簿記オンデマンドコース入会
  • 2024/06 167回受験 66点不合格
  • 2024/06 プロ簿記オンデマンドコース退会
  • 2024/11 168回受験 78点合格(商16/会19/工24/原19)

総学習時間 約1,100時間 勉強期間 約2年間

なぜSEが日商簿記1級を目指そうと思ったのか

わたしは市場価値の高い人材でありたいと思っています。

新卒からSIerでSEとして業務システムのアプリチームで保守・新規開発に携わりました。その中では顧客業務知識・開発プロセス・開発知識を身につけることができましたが、この経験だけでは足りないと感じました。

先輩と同じ経験だけでは超えることができないと思いました。

そこでまわりのSEと差別化を図るためには2つのキャリアを考えます。

  1. 複数のスキルを組み合わせて価値を発揮する
  2. ITを極めてITスペシャリストとして価値を発揮する

わたしは広く興味を持つ性格であることから1つ目のキャリアでやってみようと心に決めます。

そこから簿記・AI・FP・統計などいくつか学んでみた中で、一番楽しく学習できた「簿記」を強みにしたいと思うようになります。社会人になり初めて簿記の勉強を始め日商簿記2級まで取得できました。

ただ周りには2級を持っている人は数人いて、これでは差別化にならないと思い日商簿記1級の受験を決意します。

実際に取り組み始めた感想

試験を受けることを決めてまず以下を決めました。

  • 勉強スケジュール
  • 仕事に全力で取り組むこと

ITを含めた複数のスキルを組み合わせたキャリアを考えているにも関わらず仕事の手を抜いてしまったら本末転倒です。

また、資格を優先してしまうと周りから応援してもらえなくなり取得後も頭でっかちだと思われてしまうと思いました。

そのため今まで以上に仕事には熱心に取り組むことを決めました。

勉強を進める中で苦労したポイントは3つです。

  1. 勉強時間の捻出
  2. モチベーション維持
  3. 膨大な試験範囲

それぞれ詳しく解説します。

苦労ポイント1 勉強時間の捻出

大手予備校サイトの合格目安勉強時間から目標勉強時間を600時間として、ここから週12時間勉強することを決めました。

目標を立てた当初は12時間くらいならできるだろう思っていたのですが、これが大変でした。

残業が多い職場だったため平日の勉強時間確保が難しい状況でした。

  • 週4出社・週1テレワーク
  • 平常時は9時半〜21時半、22時や23時となることも度々

そのため、平日は1日1時間土日は合わせて7時間として週12時間のスケジュールを立てました。

しかしこれを達成するのがかなり難しかったです。

インプット期は動画を見ながら教材を読む必要があるため電車での学習はできず、平日1時間座って勉強する時間を毎日作ることができませんでした。

平日勉強できなかった分は土日で挽回する必要があるのですが、1日かけても集中して勉強できるのは8時間が限界です。

また、土曜日は平日の疲労で昼まで寝てしまうような生活のため土曜日だけで8時間の勉強はできません。この中で日曜日に予定が入ってしまうこともあり週12時間を毎週達成はできませんでした。

講義を倍速再生で視聴することと、課題は重要度が高いものだけに絞ることでなんとかスケジュール通り学習を進めていました。

1回目の受験の直前期も変わらず仕事が忙しく“もうこれで終わってもいい だからありったけを”という気持ちで睡眠時間を削って勉強していました。その結果ストレスで腹痛続きになり、半年休むことになってしまいました。

※出典「HUNTER×HUNTER 冨樫義博/集英社」

個人的に現在の試験を600時間で合格するのは大変難しいと思います、勉強期間も影響しますので自分のペースで頑張りましょう!

苦労ポイント2 モチベーション維持

長い期間モチベーションを維持するのはとても難しいです。そのため、以下2つの対応をすることにしました。

  • 学習記録を残す
  • 周りに勉強していることを伝える

学習記録を残す

学習記録をつけるのにはStudyplusというアプリを使っていました。同じ目標の人をフォローして学習記録を見ることで発破を掛けることもできたのでおすすめです。

周りに勉強していることを伝える

周りに勉強をしていることを伝えるかどうか悩みますよね。落ちてしまったときに知られてしまうことは怖いです。

とくに会社の人に伝えるかはとても迷いましたが、伝えて良かったこと3つありました。

  • 気持ちを追い込めたこと
  • 自分の目指すキャリアパスを伝える際に説得力がついたこと
  • 合格の前であっても自分の興味や強みを伝えることができ、活かせるような仕事があると声をかけてくれたこと

会社の雰囲気や業務領域によると思います、自分のプラスになるようだったらまずは一番信頼している人に伝えてみましょう!

苦労ポイント3 膨大な試験範囲

ここでは勉強法をお話させていただきます。

日商簿記1級の試験範囲は膨大で、過去に解けた問題が解けなくなってしまうことも度々あります。そのため、忘れないことを目的とした学習が重要です。わたしはremindoというアプリを活用していました。

remindoとは、エビングハウスの忘却曲線に基づいたタイミングで通知されることで最大限の効率で復習することができます。勉強方法としては暗記カードのように問題と解答が登録することができます。

理論や基礎に限らず苦手な問題は問題文と解説のスクショ画像を丸ごと登録し、電車や隙間時間を復習に当てていました。合格時の登録件数は631件もありました。

復習の仕方に加えて、学習のゴールとしては以下の2点を心がけていました。

  • ほかの人に説明できること
  • 問題文を読んで関連した論点を想定し、それらの解法がわかること

ほかの人に説明できること

みなさんラーニングピラミッドはご存じでしょうか。米国の研究機関が発表した学習ごとの知識定着率をピラミッドの図で表したものです。ラーニングピラミッドの中で最も知識定着率が高いとされているのは「ほかの人に教える」です。

これを意識することで「知識を論理的に整理」「抜け漏れのない体系的な知識の取得」できました。実際に、勉強の返り道や隙間時間では頭の中で説明していました。

人気がないところでは実際に小声で説明していました。

問題文を読んで関連した論点を想定し、それらの解法がわかること

論点を想定することで抜け漏れがないように問題文を注意深く読むことができます。以下の詳しい例を参考にしてみてください。

例)その他有価証券の決算整理を見て想定すること(商業簿記 決算整理の問題)

・取得年月はいつか、取得原価と当期末残高はいくらか

・円貨か外貨か

・会計処理は全部純資産直入法か部分純資産直入法か

・減損処理は必要か

・社債などではないか(利息計算が必要か、必要な場合の償却原価法は定額法か利息法か)

・決算整理前残高試算表にその他有価証券評価差額金があるか、決算整理前残高試算表のその他有価証券はどの状態の金額か(洗替が済んでいてるか)

・税効果会計を考慮するか

・包括利益を求められているか

まとめ

これらの工夫をしながら合格することができました。

合格率が10%台の試験。運の要素もある試験のため根気強く勉強を続けることが大切だと思います。

自身が目指し始めた理由を思い出し合格に向けて学習を頑張りましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

・20代
・IT未経験からSIerに就職、開発とプロジェクト管理を経験
・働いている中で会計に興味を持ち、日商簿記1級に挑戦中
・筋トレ最高!

コメント

コメントする

目次