考える力足りてますか?
こんにちは、SIer勤務のごりらSEです。
問題発生時、原因がわからず対処に時間がかかる。
仕事の優先順位をつけるのが難しい。
会議で意見をまとめるのが難しい。
こんな経験をしたことがある社会人の方は多いのではないでしょうか。
今回紹介する「地頭力を鍛える」では、考える力がなぜ必要か、どういった要素で構成されているか、考える力の身に着け方まで紹介されているロジカルシンキング入門書のような立ち位置になっています。
どんな方におすすめかご紹介していければと思います。
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
細谷 功
東洋経済新報社
①考える力はなぜ必要か
「頭がいい人」と聞いてどんな人を思い浮かべますか?
私は医師や弁護士、お笑い芸人、経営者などが思い浮びました。
本書では頭がいい人を3パターンに分類しています。
パターン1:物知り(医者・弁護士)
パターン2:機転が利く(お笑い芸人)
パターン3:地頭がいい(経営者)
もちろん複合性はありますが、上に挙げた例は確かに3パターンに分類できますね。
これまでは業界ルールや業務の細かな仕様などの知識のある人材(パターン1)が求められてきました。
しかし、現代はPC・スマートフォンが普及し誰もがインターネットで検索できる時代。普及に従って情報の供給も増えてきて大抵の知識は検索すれば見つけることができます。
知識の価値が低くなり、「知識を使って何ができるか。」という目線で考える力のある人材(パターン3)が求められる世の中になってきました。
考える力がある人は、どんな分野に取り組んでも早いスピードで知識を習得し、考える力を使って高いパフォーマンスを発揮できるためです。
本書の発売日は2007年ですが、AI時代に突入した現代ではより地頭のよさを求められる社会になっていますよね。
②考える力を鍛えるには-フェルミ推定とはなにか
考える必要性は理解できました。それでは考える力を鍛えるにはどうすればよいのでしょう。
この時使えるのが「フェルミ推定」なのです。
「フェルミ推定」とは、実際の値を調査することが難しい量を入手できる情報をもとに論理的思考を用いて概算することです。
「フェルミ推定」では解答の数値よりも思考プロセスがポイントです。
一番有名な問題は「シカゴにピアノ調律師は何人いるか」。
すぐに検索しようとした人はちょっと待ってください。
一度どのように求めるか考えてみることが大切です。
本書ではフェルミ推定の例題と解説を使って解答に至る思考プロセスを体験できます。
コンサルタントの面接ではフェルミ推定が出題されます。これは、コンサルタントの重要な資質の一つである論理的思考力を試されているのです。
まとめ
論理的思考力は仕事で求められるスキルの一つで、どんな仕事の基盤になる汎用的な能力です。
好奇心旺盛な私は日々小さな疑問が生まれるのですが、すぐに調べていました。
しかし、これからは一度立ち止まって予測することで日常的に論理的思考力を鍛えていきたいと思います。
それではこの辺で。
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